温度を「見える化」。
屋内進入・進入後活動時、「誰もが一律に環境測定できる」
サーモ機能付き防火装備を開発!
東近江行政組合消防本部 考案
令和4年度 消防防災科学技術賞 優秀賞!!
令和4年度 消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文 秀賞!!
【現状の課題】
玄関扉などから屋内進入する際、屋内の燃焼状況を予測し、進入の可否を判断するため、
扉の表面温度を確認しています。多くの場合、防火手袋を着装した状態で手の甲や手の平を扉に押し当てて確認していますが、このサイズアップの具体的な要領は特に定まっていません。
個人の手技や感覚、経験値に委ねられており、人によって評価が変わる可能性を多分に含んでいます。
また、火災熱によって扉がどれほど熱を帯びるのか、あまり知られておらず、加えて耐熱性能が向上した防火手袋で本当に熱気確認ができているのか疑問も生じ始めています。
最悪の場合、熱気があるにも関わらず、「熱気なし」と評価するケースも考えられます。
これらの問題は、熱画像直視装置を用いることで概ね解消できますが、財政上の問題もあり、
全ての小隊に高額である熱画像直視装置を配備することは現実的に考えられません。
●耐熱フィルムで表面加工。
●環境雰囲気に対する
耐久性(水・薬品・油)
■内容量:40→6枚/60→6枚
※「サーモ機能ラベル 40・60は水銀化合物を含んでおります。
廃棄の際は水銀使用製品産業廃棄物として適正に処理してください。